20 Sep
20Sep

こんにちは。

おむすびキッチンのです。


最近の栄養相談業務で、とても嬉しいことが

あったので共有させていただきます。


「実家の父が数年前間から糖尿病を患っていて、

最近腎臓の機能も落ちているらしく、母が食事の

管理をしていますが、あまり自覚をしてくれていない

ようで心配なのです。」


本人の栄養相談ではなく、介護をしている親御様の

相談でもなく、離れて暮らす実家の現役世代の父親

を心配した、若いお嬢様の栄養相談は初めてでした!


お父様は昔ながらの食習慣を変えることに抵抗があり、

お母様もいろいろと日々の食事管理に気を使われて

いるご様子で、娘としてどうサポートすれば良いか悩ん

でいる、とのこと。


お父様にはすでに主治医がおられて、病院には栄養士

もいるので具体的な栄養指導に関しては、その病院の

指示に従っていただくことが原則ということをまずお伝え。


それから、お示しいただいた血液検査のデータから、今の

お身体の現状を詳しく説明し、糖尿病と、その合併症

の説明をさせていただきました。

お父様のこれまでの食生活や嗜好もお伺いし、血糖値

のコントロールや減塩方法を、無理なく、かつ「美味しい」

と感じてもらえるような献立のコツや、外食時の選び方を

具体的にお伝えしました。


娘さんが望んだのは、厳しい食事制限ではありません。

父が美味しく、楽しく食べ続けられること」でした。

この娘さんの愛情と行動力に、とても胸を打たれました。


相談後、嬉しいご連絡もいただきました。

疾患がある中での食事制限に関しては私自身も知識が

浅く、不安もありましたが、今回ご相談に乗っていた

だいて少し気持ちが軽くなったように感じました✨

まずは出来ることから習慣づけてもらえるように、

私もしっかり父に話していこうと思います!🙏

また機会がありましたら、頼らせていただくかと思います。

その際はどうぞよろしくお願いいたします!🙇‍♀️」


離れていても、専門家のサポートを通じて、お父様の健康

をしっかりと支えることができる。

これはまさしく、現代の新しい形の親孝行かもしれません。

ご家族の愛情は、何よりの良薬です。


これからも、皆様の「美味しい」と「健康」を両立できるよう、

心を込めてサポートさせていただきます。

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