夏の食材なぞなぞ1

【答え】

写真は、きゅうりを輪切りにした姿 

 →  「きゅうり」が正解です♬

英名:cucumber  

和名・別名:胡瓜・黄瓜


ムシムシと蒸し暑い季節が到来です。

皆様、健康に気をつけてお過ごしでしょうか。

乾燥していなくても、蒸し暑さで汗ばむ季節。

やはり、水分補給は欠かせません。

水筒やペットボトルは必須ですが、昔はそんな

便利なものはありませんでした。

夏野菜には水分が豊富に含まれていますが、

特にきゅうりは水分95%以上でトップクラス!

昔の人は水筒の代わりにきゅうりを持ち歩き、

水分補給していたそうです。

新鮮なきゅうりを切ると、水分がほとばしります

よね💦💦💦水分量の多さには納得ですね。


■きゅうり可食部100g当たりの食品成分表

たけのこ/若茎/生
エネルギー
kcal
水分
たんぱく質
脂質
食物繊維
炭水化物
食塩相当量
1395.41.00.103.00


■きゅうりの栄養成分について 

皮に多く含まれるβーカロテンは強い抗酸化

力を持ち、体内の細胞を若々しく健康に保

ち、紫外線で発生する活性酸素を抑制して

くれます。これからの強い日差しを受ける季節

には積極的に食べたい食材ですね!

また、皮を剥いて料理する場合もありますが、

捨ててしまうのはもったいない!

ぜひ、食べきりましょう!


そして、カリウムも多く含みます。

代表的な作用は、利尿作用。夏は身体が

むくみやすく、だるさも貯まりがち。

そんな時に余分な水分を体外に排出をして

くれる重要な働きがあります。


■きゅうりの選び方

・皮にピンとした張りがある

・とげがある品種は、鋭く尖っているものが新鮮


■きゅうりの保存方法

・水気を拭いて、ポリ袋に入れて冷蔵庫

の野菜室へ

・ヘタや、切り口を上に向け、立てて保存

が望ましい


■「胡瓜」ではなく、昔は「黄瓜」が主流⁉

江戸時代には、きゅうりは「黄瓜」と表記され

ていました。これは、完熟して黄色くなるまで

育て、その状態で食べられていたためです。

完熟したきゅうりは大きくて苦味が強く、

あまり人気がありませんでした。

しかし、幕末期に品種改良が進み、若く

未熟な状態の方が歯ごたえが良く、美味

しいと認識されるようになりました。

その結果、今では鮮やかな緑色のきゅうり

が主流になりました。

きゅうりといえば、やっぱり緑色ですよね!



■おすすめレシピ

🍙トルネ~ドカレーきゅうり🍙

【おむすび旬レシピ】の【夏の食材たち】をご覧ください😊


■参考文献・サイト

『からだのための食材大全』 NHK出版

『色の野菜の栄養事典』 エクスナレッジ

・日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 文部科学省

コラム担当:瀧

レシピ担当:瀧