こんにちは。
おむすびキッチンの瀧です。
更年期以降、女性ホルモン(エストロゲン)が
減ることで、LDLコレステロール値が上がったり、
骨密度が下がったりするのは、ほとんどの女性が
通る道なのです。
だからこそ、今まで、食事と生活習慣でしっかり
対策してきたつもりでした。
でも、ここ数年でじわじわ上がってきたLDLコレステ
ロール値が、ついに「要治療」レベルからなかなか
下がらない状態になってしまっいました…。
いつも以上に注意して挑んだ先日の検査結果
を見た瞬間は正直、かなりショックでした。
でも、冷静になって考えてみると、女性ホルモンの
減少という「体の変化」が持つパワーって、想像
以上に大きかったんだな、と。
食べ物やサプリで変化を「ちょっと和らげる」ことは
できても、「完全に帳消しにする」のは難しい。
年齢によるホルモンバランスの大きな変化には、
やっぱり逆らえないんだと痛感しました。
お医者さんからは、「年を重ねれば、誰でもこう
なりますよ」と軽く励まされ、薬を勧められました。
正直、薬には抵抗があったんです。
「食事の力で乗り越えられなかった」という、どこか
負けたような気持ちがあったからです。
でも、この高いコレステロール値を放っておいて、
将来の動脈硬化のリスクを高める方がよっぽど
不本意な「敗北」ですよね。
お薬は、「強力なサポートツール」として、「もっと元気に
生きるための手段」なんだ、と捉え直すことにしました。
年を重ねる変化は、無理に抗うものじゃなくて、受け
入れて、うまく付き合っていくものだという、当たり前の
ことを学びました。
栄養士として、これからも食事の重要性は伝え続けて
いきますが、それに加え、「それでもどうにもならない時は、
現代医療を賢く使いましょう」という、柔軟で現実的な
メッセージもしっかり伝えていかなきゃ、と思っています。
食事を楽しみ、薬も上手に活用して、健康に人生100年
時代を過ごしていきたいですね!
