28 Oct
28Oct

こんにちは。

おむすびキッチンの瀧です。


更年期以降、女性ホルモン(エストロゲン)が

減ることで、LDLコレステロール値が上がったり、

骨密度が下がったりするのは、ほとんどの女性が

通る道なのです。

だからこそ、今まで、食事と生活習慣でしっかり

対策してきたつもりでした。

  • 大豆製品を積極的にとる
  • 食物繊維をたっぷり食べる
  • 魚の脂(魚油)もしっかりとる
  • 飽和脂肪酸は控えめに調理する
  • 質の良い睡眠と適度な運動

でも、ここ数年でじわじわ上がってきたLDLコレステ

ロール値が、ついに「要治療」レベルからなかなか

下がらない状態になってしまっいました…。


いつも以上に注意して挑んだ先日の検査結果

を見た瞬間は正直、かなりショックでした。

でも、冷静になって考えてみると、女性ホルモンの

減少という「体の変化」が持つパワーって、想像

以上に大きかったんだな、と。


食べ物やサプリで変化を「ちょっと和らげる」ことは

できても、「完全に帳消しにする」のは難しい。

年齢によるホルモンバランスの大きな変化には、

やっぱり逆らえないんだと痛感しました。

お医者さんからは、「年を重ねれば、誰でもこう

なりますよ」と軽く励まされ、薬を勧められました。


正直、薬には抵抗があったんです。

「食事の力で乗り越えられなかった」という、どこか

負けたような気持ちがあったからです。

でも、この高いコレステロール値を放っておいて、

将来の動脈硬化のリスクを高める方がよっぽど

不本意な「敗北」ですよね。


お薬は、「強力なサポートツール」として、「もっと元気に

生きるための手段」なんだ、と捉え直すことにしました。

  • 自分の身体の変化を、まず「受け入れる」。
  • 食事だけでは限界があるという現実を「受け入れる」。
  • その変化を受け入れて、最善の策(薬の力を借りること)をとる自分を「受け入れる」。

年を重ねる変化は、無理に抗うものじゃなくて、受け

入れて、うまく付き合っていくものだという、当たり前の

ことを学びました。

栄養士として、これからも食事の重要性は伝え続けて

いきますが、それに加え、「それでもどうにもならない時は、

現代医療を賢く使いましょう」という、柔軟で現実的な

メッセージもしっかり伝えていかなきゃ、と思っています。


食事を楽しみ、薬も上手に活用して、健康に人生100年

時代を過ごしていきたいですね!


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