春の食材なぞなぞ7

いつもだいたい最後までお皿に残る運命の野菜・・・

答えは、パセリです♬

英名: Parsley  

和名・別名: オランダゼリ(和蘭芹)

パセリは、お料理の彩りとして添えられることが多いですが、

実は一度植えると長く収穫でき、非常に生命力が強く

栄養価が極めて高い「緑黄色野菜の王様」です。

飾りだと思って残してしまうのは、本当にもったいないです!


・パセリ(カーリーパセリ)

日本で一般的な、葉が細かく縮れている品種。香りが強い。

 ・イタリアンパセリ

葉が平たく、マイルドな香りでクセが少ない品種。

■パセリの可食部100g当たりの食品成分表

野菜類/パセリ/葉/生
エネルギー
kcal
水分
たんぱく質
脂質
炭水化物
食物繊維
食塩相当量
3484.74.00.7.86.80

日本食品標準成分表2025(八訂)2023年増補


■パセリの栄養成分について 

パセリは少しの量に栄養がギュッと詰まっています。 

貧血対策につながる「鉄分」や、その鉄分の吸収を

強力に助けてくれる「ビタミンC」、体のサビ(老化)

を防ぐ「β-カロテン」などが野菜の中でもトップクラス! 

春先の肌荒れ対策や、免疫力アップに大活躍する

健康野菜です。


■パセリの選び方 

・葉の緑色が濃く、鮮やかなものを。 

・葉の縮れが細かく、こんもりと密集しているものが良品。 

・茎が太すぎず、ピンと張ってみずみずしいもの。

・黄色っぽく変色しているものは避ける。


■パセリの保存方法 

・冷蔵の場合:グラスに少量の水を入れ、茎をさして

上からポリ袋をふんわりかぶせて野菜室へ。

こまめに水を換えると長持ちします。

 ・冷凍の場合:水洗いしてしっかり水気を取り、茎から

葉だけを摘み取って保存袋に入れて冷凍保存。

(約1か月程保存可) 

※凍った状態のまま、袋の上から手で揉み込むだけで、

包丁いらずでパラパラの「みじん切り(パセリ粉末)」に!


■パセリの調理のポイント 

★切り方・使い方のポイント 

そのままではモサモサして食べにくいパセリですが、

細かく刻むことで香りが引き立ち、様々なお料理

に使いやすくなります。

上記の「冷凍もみもみテクニック」を使えば、まな板も

包丁も汚れず簡単です!

茎の部分も、スープや煮込み料理風味付け(ブーケ

ガルニ)として大活躍!捨てずに活用しましょう。


■実は「天然の消臭剤」の効果もあり!?

実は、パセリは天然の消臭剤!パセリの独特な香り成分

(ピネンやアピゲニン)や、緑色の色素(クロロフィル)には、

強い消臭効果や殺菌作用があります。

にんにく料理や生魚を食べた後にパセリを一口食べると、

お口の中がスッキリして口臭予防になるんですよ。

お料理に添えられているのには、ちゃんと理由があったんですね!


■モジャモジャパセリの誕生秘話!?

日本でよく見かけるパセリは、葉がくるくると縮れていますよね。

元々のパセリは平たい葉っぱ(イタリアンパセリ)でしたが、

ヨーロッパに生えている『ドクゼリ』という毒草と見た目がそっくりで、

間違えて食べてしまう事故が多かったそうです。

そこで『絶対に毒草と間違えないように!』と、葉が縮れている

品種が作られ、世界中に広まったと言われています。

命を守るためのモジャモジャだったんですね!


■おすすめレシピ

🍙パセリと桜エビの韓国風チヂミ

【レシピ】→【春レシピ】をご覧ください😊


■参考・引用文献 

  • エスビー食品株式会社「スパイス&ハーブ事典」
  • JAグループ「春・夏の旬野菜 パセリ」
  • 独立行政法人農畜産業振興機構(ALIC)「今月の野菜 パセリ」
  • 農林水産省 関連資料(野菜の品種改良の歴史)

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