夏の食材なぞなぞ9



○に入る野菜は、なあ~んだ?

→=レモン

→○はレ

→レを足す

→レ・足す

→レタス が答えです♪

英名: Lettuce

和名・別名: チシャ(乳草)

サラダの定番としておなじみのレタス。

「ほとんどが水分で栄養がないのでは?」と思われ

がちですが、実は種類によって栄養価が異なり、

特にこれからの季節の水分補給やリラックス効果も

期待できる、奥深い野菜です。


レタスの種類と特徴

【玉レタス(クリスプヘッド型)】

日本で最も一般的な、丸く結球するタイプ。

パリッとした食感とみずみずしさが特徴です。

【サニーレタス・リーフレタス(リーフ型)】

結球しないタイプ。玉レタスに比べてβ-カロテン

やビタミンCなどの栄養価が数倍高く、彩りも

鮮やかです。

【サラダ菜・サンチュ】

葉が柔らかく、味が濃いのが特徴。お肉を巻い

たり、ソースと合わせたりするのに向いています。

■レタスの可食部100g当たりの食品成分表

野菜類/レタス/土耕栽培/結球葉/生
エネルギー
kcal
水分
たんぱく質
脂質
炭水化物
食物繊維
食塩相当量
1195.90.60.12.81.10
野菜類/サニーレタス/葉/生
エネルギー
kcal
水分
たんぱく質
脂質
炭水化物
食物繊維
食塩相当量
1594.11.20.23.21.10
野菜類/リーフレタス/葉/生
エネルギー
kcal
水分
たんぱく質
脂質
炭水化物
食物繊維
食塩相当量
1694.01.40.13.31.90

日本食品標準成分表2025(八訂)2023年増補


■レタスの栄養成分について

レタスの約95%は水分ですが、注目すべきは「カリウム」。

体内の余分な塩分を排出しむくみ対策に役立ちます。 

また、レタスの芯を切った時に出る白い液体は「ラクチュ

コピクリン」という成分。これには、気持ちを落ち着かせる

リラックス効果や、安眠を促す作用があると言われて

います。

■レタスの選び方

  • 重すぎないものを選ぶ: 玉レタスは、ずっしり重いものより、持った時に「軽い」と感じるものの方が、葉がふんわり巻いていて柔らかく、美味しい証拠です。
  • 芯の切り口を確認: 切り口が白く、10円玉サイズくらいのものが新鮮です。茶色く変色しているものは収穫から時間が経っています。
  • 葉のツヤ: 葉にハリとツヤがあり、みずみずしいものを選びましょう。

■レタスの保存方法

  • 芯に「小麦粉」を塗る: 芯の切り口に小麦粉を薄く塗ると、水分の蒸発を防ぎ、シャキシャキ感が長持ちします。
  • 芯を抜く: 芯を指で押し込むか、爪楊枝を3本ほど刺して成長点を壊すと、鮮度が落ちにくくなります。
  • 冷蔵保存: 湿らせたキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて「芯を下」にして野菜室へ入れましょう。

■レタスの調理のポイント

「手でちぎる」のが鉄則!

レタスは金属に触れると酸化して切り口が茶色く

なりやすいため包丁を使わず手でちぎるのが一番。

断面が不規則になることで、ドレッシングも絡みや

すくなります。 

また、生だけでなく「レタスチャーハン」や「レタスしゃぶ

しゃぶ」など、サッと加熱するとカサが減り、たくさんの

量を食べることができますよ。

■実は「最古の野菜」の一つ!?

レタスの歴史は非常に古く、紀元前2500年頃の

古代エジプトの壁画にも登場しています。

当時は今の形とは異なり、直立した細長い姿を

していました。当時の人々は、レタスを「精力がつく

食べ物」として神聖視し捧げ物としていたそうです。


■「乳草」と呼ばれる由来!?

新鮮なレタスの芯(茎)を切ると、牛乳のような白い

液体がにじみ出てきます。この見た目から、古くから日本

では 「乳草(ちちくさ)」と呼んでいました。それが時代

とともに発音が変化し、「ちちくさ」➩「ちさ」➩「ちしゃ」と

なりました。

さらに面白いことに、この「白い液体=乳」という感覚は

日本だけではなく、レタスの学名は「Lactuca sativa

(ラクツカ・サティバ)」と言いますが、この「Lac(ラク)」

はラテン語で「乳」を意味します。

(乳製品の「ラクトース」などと同じ語源です)

そして、英語の「Lettuce(レタス)」もこのラテン語が語源

です。洋の東西を問わず、昔の人はあの白い液体を見て

「ミルクみたい!」と感じて名前をつけたんですね!


■おすすめレシピ

🍙緑のポンポン・レタスしゅうまい

【レシピ】→【夏レシピ】をご覧ください😊

🍙丸ごとレタスのトマト煮込みスープ

【レシピ】→【スイッチレシピ食材丸ごと編】をご覧下さい🤗

■参考・引用文献

  • カゴメ株式会社「野菜の保存方法・基本のレシピ:レタス」
  • JAグループ「春・夏の旬野菜 レタス」
  • 独立行政法人農畜産業振興機構(ALIC)「今月の野菜:レタス」
  • 農林水産省「aff(あふ)バックナンバー:野菜のルーツをたどる」

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