冬の味覚なぞなぞ6

コマ+綱(つな) で、

こま・つな。

答えは、こまつな、です♬

英名:Brassica campestris

和名・別名:小松菜・畑菜・冬菜・鶯菜

栽培はとても簡単で、厳寒・酷暑を除けば周年栽培が

可能です。成育期間が短いので、家庭菜園にも向いて

います。

旬の時期は12月から3月で、一年中品質の良いモノが

出回っていますが、霜の当たると甘みが増すので、冬の

路地ものがおすすめです。

アクが少ないのが長所で、下ゆでの必要が無く、炒め物

も煮物も生から直接調理できます。


■こまつなの可食部100g当たりの食品成分表

■こまつなの栄養成分について

油と一緒に摂ると吸収率が高まるβーカロテンがたっぷり、

炒め物やナムルが最適です。

βーカロテンは緑黄色野菜の色素成分。体内に入ると

必要な分だけビタミンAに変換されて、強力な抗酸化

作用を発揮し、皮膚や細胞粘膜の健康を維持する

働きがあります。

また、骨の健康に貢献するカルシウムは同じグラムあたり

で換算すると、牛乳の約1.5倍!その他にビタミンCや、

ビタミンK等の栄養素も豊富です。



■新鮮なこまつなの選び方

・株の部分が大きくしっかりしている

・葉に厚みがあり、先端までピンとしている

・根元にハリがあり瑞々しいもの


■こまつなの保存方法

・湿らせた新聞紙やキッチンペーパーに包み、できれば

立てた状態で野菜室へ。

・すぐに食べない場合は、カットしてポリ袋にいれて、

そのまま冷凍室へ。(冷凍のままで調理を!)


■こまつなの名前の由来

北欧から中国を経て伝来し、東京小松川地方で改良

された漬菜の一種です。 江戸時代に、武蔵野國の小松

川村で栽培されたので「こまつな」と呼ばれました。

現在のこまつなは、チンゲンサイやターサイとの交配種で、

伝統的なこまつなではなく、類似品種が数多くあります。

〇生でよし、漬けて またよし、煮てもよし。 

〇アクが少ないのが長所、漬物としても用いられる

〇カットして冷凍、使うとき必要な量だけ取り出して、

スムージー、汁物、煮物、炒め物、お好み焼き等に!

毎日の献立に役立つ、頼もしい万能食材ですね!!


■おすすめレシピ

①原田さんちの3色ナムル

②原田さんちの香味みそあえ

③原田さんちの高野豆腐の卵とじ

【サービス内容】→【レシピ作成】をご覧ください😊

レシピ作成 - おむすびキッチン認定栄養ケア・ステーション (rice-boll-kitchen.com)


■参考文献・サイト

『新訂 原色食品図鑑』 建帛社 

『新版 食べものはくすり』 本の泉社 

『JA全農広報部さんに聞いた世界一おいしい野菜の食べ方』 KADOKAWA  

『きれいにやせる食材&食べ方図鑑』 一般社団法人 家の光協会

・食品成分データベース 文部科学省

コラム担当:原田

レシピ①~③担当:原田